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公開日:2024.06.27

更新日:2025.06.11

非化石証書共同購入について知る

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非化石証書共同購入は、個別需要家が小売電気事業者や仲介事業者から非化石証書を単独購入する場合と比較して、複数の需要家が共同で調達を行うことでスケールメリットの効果を得る取組です。

仲介事業者を通じてFIT非化石証書を購入する場合、購入代金は仕入原価(JEPXから証書を調達費用)と取引手数料で構成されます。エナーバンクは単独で購入する需要家への提供価格も国内最安クラスの価格となっていますが、共同購入においてはさらに手数料を割り引いた価格で提供しています。

非化石証書ニーズの高まり

2023年4月施行の改正省エネ法では、非化石エネルギーの使用状況について目標設定、実績報告が求められるようになりました。電力契約を変更せずに非化石エネルギーのみなし使用量として活用できる非化石証書等のニーズは高まっています。温対法に基づくSHK制度(算定・報告・公表制度)では、非化石証書の調達量に応じて調整後温室効果ガス排出量から控除することが認められていることや、東京都キャップ&トレード制度においても第四計画期間(2025年度~2029年度)から証書を活用して直接控除することが示されているなど、国内制度での活用幅が広がっていることも証書のニーズを高めていると言えます。
また、世界的にも脱炭素に向けた取組が拡大し、国外企業との取引の中で再エネ活用等の取組が求められる中で、国際的な枠組みであるTCFD、SBT、CDP、RE100等に利用可能で、さらに調達コストや予算に応じた調達が可能な非化石証書の柔軟性を考慮して非化石証書の調達を検討する事業者が増加しています。

非化石証書共同購入事業の流れ

非化石証書共同購入事業は以下の流れで実施します。

①共同購入事業に関するWEB説明会の開催

②非化石証書の購入希望者より見積依頼書を提出(見積依頼書様式は弊社から提供しています。)

③共同購入事業事務局(エナーバンク)から見積書と購入申込書を購入希望者へ提示

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