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公開日:2024.06.03

更新日:2024.12.17

エネオクの利用事例をご紹介〜益田市の場合〜

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島根県益田市は、2021年に地方自治体としては全国として初めてリバースオークション方式による再エネ電力調達を試験的に実施しました。

その後、対象施設を拡大しながらすでに4回エネオクを活用し小売電気事業者の選定を実施しています。

エネオク実施の経緯

2020年、益田市の電力入札担当課(当時は政策企画課)では電力調達に係る業務のDX化を検討しているなかで、環境省「公的機関のための再エネ調達実践ガイド」でエネオクの存在を知り、試験導入に向けて当社と協議を進めることになりました。試験導入にあたっては、電力入札担当課と当社で入札仕様等について整理したのち、市直営施設の所管課に協力を依頼し、最終的に電力入札担当課主導で当社とオークション運営業務委託を締結の上、試験導入が決定しました。
試験導入の結果、リバースオークションの効果が認められ、令和5年度以後の電力需給分からは、電力入札担当課(環境衛生課)が取りまとめ、原則すべての施設の電力契約を対象に実施されています。

施行的取組から原則全ての公共施設に対象拡大

第1弾目である2021年2月に実施した試験導入では、低圧契約36件を対象にエネオクを利用しました。  本取組では、オークションの実施の広報からオークション開始までに一定の期間を設け、周知と新規の入札参加資格申請の期間を確保したことで入札参加者数が増加し、さらにリバースオークションの効果で、より競争性の高い契約への移行を支援することができました。

第2弾目では、契約期間が残っている施設、及び街路灯、防犯灯、防災無線などの設備を除いた直営施設・公営企業の原則全ての契約を対象にオークションを実施し、第3弾目には契約期間が残っていた施設を対象に、4月供給開始に揃えるように調整したオークションを実施しました。そして第4弾目では、益田市役所その他の公共施設に係る電力受給契約439件(高圧44件、低圧・従量電灯395件)を対象にオークションを実施しました。

オークション実施結果概要

第1弾

第2弾

第3弾

第4弾

対象

低圧契約36件

市所有の公共施設に係る電力需給契約438件(高圧34件・低圧304件)

益田市立益田中学校その他の公共施設に係る電力需給契約11件(全て高圧)

益田市役所その他の公共施設に係る電力受給契約439件(高圧44件、低圧・従量電灯395件)

契約期間

2021年4月~2023年3月(24ヵ月)

2023年4月~2024年3月(12ヶ月)

2023年9月(※)~2024年3月(6ヶ月)

※一部:11月~

2024年4月~2025年3月(12ヶ月)

削減率

(落札価格/予定価格)

5.96%

5.8%

2.5%

24.3%

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